放射能に関する情報
◎
生産者から
原発事故直後、2011年の米の栽培を迎えるにあたって、4月8日から各種検査を行っています。
栽培においては出来るだけ、米に放射性物質が含まれないように、各種情報を集め使用資材、栽培方法の検討を行い、実行してまいりました。
具体的な事例では、春にパームアッシュやカキ殻石灰という有機JAS認定の資材を使用しました。前者はセシウム、後者はストロンチウムの対策に有効という情報を基に散布しました。また、栽培方法では遅耕起・遅植えによる農地表面の放射性物質の飛少・流亡、苗の深植えによる未浸透域での根の成長、従来通り、EM・光合成細菌の使用等々の対策を行ってまいりました。
これらの結果、玄米中の放射性物質は非常に低く抑えられていると言ってよいと思います。
最新の測定結果からご案内いたします。
この情報は、ご購入者様の健康に関する大事な情報ですので、放射性物質の検出下限につきましては、極めて微量でも検出できる検査機関を選定して測定し、測定結果をお知らせしております。
---------------------------------------------------------------------------
2012年1月13日 精米の検査を行いました
いろいろな情報を総合すると、精米は玄米の20〜40%くらいのようですが、当農園でも実際のところを知りたくて「精米検査」を行いました。検査結果は各種情報と整合する結果といえます。検査証は商品ページに掲載しています。
検体:精米
品種:ササニシキ、ひとめぼれ、たきたてを同量ブレンド
精米度合い:上白精米
検査結果:(核種:単位)
(放射性ヨウ素)I-131:検出せず(検出下限値0.6Bq)
(放射性セシウム)Cs-134:検出せず(検出下限値0.6Bq)
(放射性セシウム)Cs-137:検出せず(検出下限値0.6Bq)
放射性セシウム134,137とも検出せずでした
※検出せずとは、そろぞれの核種が検出下限値未満であるということです。
測定方法:ゲルマニウム半導体検出器によるガンマー線スペクトロメトリー分析法
測定試料量:2000ml
※測定試料の量は多いほど、低い値まで測定できます。
検測定時間:2000秒
※測定時間は長いほど、低い値まで測定できます。
検査機関:(財)宮城県公衆衛生協会
---------------------------------------------------------------------------
2011年10月6日、玄米の本検査を行いました
全圃場を位置、土壌、品種を考慮してA〜Dの4つのグループに分け、検査を行いました。
検体:玄米
検査結果:(核種:単位)
グループA (品種:ササニシキ)
(放射性ヨウ素)I-131:検出せず(検出下限値0.7Bq)
(放射性セシウム)Cs-134:1.2Bq/kg(検出下限値0.6Bq)
(放射性セシウム)Cs-137:1.4Bq/kg(検出下限値0.7Bq)
放射性セシウム134,137合計は2,6Bq/kgでした
グループB (品種:ササニシキ)
(放射性ヨウ素)I-131:検出せず(検出下限値0.7Bq)
(放射性セシウム)Cs-134:1Bq/kg(検出下限値0.6Bq)
(放射性セシウム)Cs-137:1.3Bq/kg(検出下限値0.6Bq)
放射性セシウム134,137合計は2.3Bq/kgでした
グループC (品種:ササニシキ、ササシグレ)
(放射性ヨウ素)I-131:検出せず(検出下限値0.7Bq)
(放射性セシウム)Cs-134:1.2Bq/kg(検出下限値0.7Bq)
(放射性セシウム)Cs-137:1.7Bq/kg(検出下限値0.6Bq)
放射性セシウム134,137合計は2.9Bq/kgでした
グループD (品種:ひとめぼれ、たきたて、朝紫)
(放射性ヨウ素)I-131:検出せず(検出下限値0.7Bq)
(放射性セシウム)Cs-134:1.3Bq/kg(検出下限値0.6Bq)
(放射性セシウム)Cs-137:1.4Bq/kg(検出下限値0.6Bq)
放射性セシウム134,137合計は2.7Bq/kgでした
測定方法:ゲルマニウム半導体検出器によるガンマー線スペクトロメトリー分析法
測定試料量:2000ml
※測定試料の量は多いほど、低い値まで測定できます。
検測定時間:2000秒
※測定時間は長いほど、低い値まで測定できます。
検査機関:(財)宮城県公衆衛生協会
上記のようにA〜Dにおいて、セシウム134と137の合計は2.3〜2.9Bq/kg(平均2.6Bq/kg)でした。
これは、食品の暫定規制値500Bq/kgの1/200程度(玄米)、1/400程度(精米)になります。
※精米にしますと玄米より50%程少なくなるという実測情報(農業環境技術研究所さんの情報)があります。
当農園の米を、1年間食べ続けた時のCs-134 + Cs-137の預託実効線量を、原発事故後いろいろと話題になっている数値と比較検討した結果、相対的にみて非常に低いレベルと判断いたしまして米の販売を行っております。検査結果原本の写真は商品ページにありますので、そちらをご確認ください。
-------------------------------------------------------------------------------
2011年9月22日、玄米の早期検査を行いました
検体:玄米
検査結果:(核種:単位)
(放射性ヨウ素)I-131:検出せず(検出下限値0.7Bq)
(放射性セシウム)Cs-134:1.2Bq/kg(検出下限値0.7Bq)
(放射性セシウム)Cs-137:2.0Bq/kg(検出下限値0.6Bq)
放射性セシウム134,137合計は3.2Bq/kgでした
測定方法:ゲルマニウム半導体検出器によるガンマー線スペクトロメトリー分析法
検測定時間:2000秒
検査機関:財団法人 宮城県公衆衛生協会
この玄米は早刈りのため、本検査とは数値が異なるかも知れません。
-----------------------------------------------------------------------------
2011年8月23日、稲体の検査を行いました
検体:稲体(根以外)
検査結果:(核種:単位)
(放射性ヨウ素)I-131:検出せず(検出下限値1.2Bq)
(放射性セシウム)Cs-134:2.8Bq/kg(検出下限値1.5Bq)
(放射性セシウム)Cs-137:2.0Bq/kg(検出下限値1.7Bq)
放射性セシウム134,137の合計は4.8Bq/kgでした
測定方法:ゲルマニウム半導体検出器によるガンマー線スペクトロメトリー分析法
検測定時間:2000秒
検査機関:財団法人 宮城県公衆衛生協会
------------------------------------------------------------------------------
2011年5月10日、水田土壌の検査を行いました
検体:土壌 検査結果:(核種:単位)
(放射性ヨウ素) I-131 : 10Bq/kg以下(検出下限値 事実上10Bq)
(放射性セシウム)Cs-134 : 39Bq/kg (検出下限値 事実上10Bq)
(放射性セシウム)Cs-137 : 10Bq/kg以下(検出下限値 事実上10Bq)
※数値で「以下」とは、10bq以下では検出精度が悪くなるため事実上の検出限界は10Bq
測定方法:ゲルマニウム半導体検出器によるガンマー線スペクトロメトリー分析法
検測定時間:900秒
検査機関:株式会社 同位体研究所
5/7日採取分の検査結果が出るまでは4/4日採取分に比べて、放射性セシウムの増加を予想していましたが、結果は大幅な減少でした。採取ほ場は違いますが(2km離れています)立地的には地続きの平地で近くに山は無く理論的には降下量がこれほど違うとは思われません。また、検査機関は違いますが検査機械の種類、検査方法は一緒ですので、これはなぜかといろいろと考えた結果、素人発想ではありますが気候が大きく関わっているのではないかと想像しました。
4月中旬から5月上旬までは概して晴れが続き、土壌が非常に乾燥していました。そこにきてこの時期としては異例の西からの強風が連日吹きました(風速10m以上だけでも12日)。この事が重なり、3月に大部分が降下したと思われる地表の放射性物質が乾土とともに海側に飛ばされたのではないかと想像します。
-------------------------------------------------------------------------------
2011年4月4日、水田土壌の検査を行いました
検体:田の土 検査結果:(核種:単位)
(放射性ヨウ素) I-131 : 137Bq/kg (検出下限値10Bq)
(放射性セシウム)Cs-134 : 66Bq/kg(検出下限値10Bq)
(放射性セシウム)Cs-136 : 検出せず(検出下限値10Bq)
(放射性セシウム)Cs-137 : 76Bq/kg(検出下限値10Bq)
検査方法 : ゲルマニウム半導体検出器によるガンマー線スペクトロメトリー法
検査機関 : 株式会社 食環境衛生研究所
◎
宮城県 ・農林水産省 から最新情報
[宮城県] 平成23年産米の放射性物質調査結果について
[農林水産省] 原子力発電所事故による農畜水産物等への影響
[農林水産省] 農産物に含まれる放射性セシウム濃度の検査結果